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買取できない宝石について クンツァイト編
2024年8月15日
買取できない宝石について クンツァイト編
大阪で宝石買取といえばゴールドウィンにお任せください!
どこよりも高く、どこよりも正確な宝石の買取額を提示いたします。
宝石だけでも、ジュエリーとしての宝石でも、どれだけ古くても、
鑑別書などの付属品が無くても高価買取いたします。
本日は買取の時に、値段がつかない宝石のクンツァイトについて説明いたします。
そこそこ宝石に詳しくないと、このクンツァイトという宝石は聞きなれないかもしれません。
様々なものを査定をさせて頂いていますが、たまに大粒のものがあしらわれたジュエリーを見るくらいです。
クンツァイトは、魅力的なピンクライラックの色彩に加えて、明瞭な多色性があり、
見る方向によって3つの色相に変化するなどの特徴があります。
ピンク色の宝石で、比較的大きい割に内包物の少ないクリーンな石は、クンツァイトである可能性が考えられます。
スポデュメン(リチア輝石)には2種の宝石があり、クンツァイトとヒデナイトとよばれます。
クンツァイトはピンクの宝石として広く出回っており、
ヒデナイトは希少な淡緑から鮮緑色でコレクター向きの宝石といえるでしょう。
より重要なのはクンツァイトで、淡ピンク、濃ピンク、ライラックないしはラベンダー色のほか、
微量なマンガンよって着色された紫色を帯びたものがありますが、最も一般的なのは薄~中程度のピンクからライラックです。濃いピンクのものは、色を改善する処理が施されていることが多くみられます。
クンツァイトの原石の結晶は板柱状で、多色性のために見る方向によって色相が3つに変化します。
柱状結晶の長軸方向からが最も色濃く見え、濃いピンクや紫ピンクに、
柱面方向では淡いピンク、別の面方向からはほぼ無色となります。
クンツァイトの色は光に弱く、色が褪せやすいという問題もあり、
ピンクライラック色のものは、時間の経過とともに徐々に退色していく可能性があります。
特に処理されたものにこの傾向が強くでます。
アメリカ、カリフォルニア州のパラ産の天然未処理のクンツァイトは、例外的に色が安定しているとされています。
クンツァイトには20ctを超える大きなのも一定数存在します。
天然で色の優れた大粒のものはコレクターにとって価値が高いとされています。
質としては全体的にクリーンなものが多く、結晶内部には平行に配列されたチューブ状や、
それらが繊維状に集まったものなどのインクルージョンがみられます。
劈開が2方向にあり比較的脆く、壊れやすいことに加えて、
多色性を考慮して最高の色を示すように方向付けしてカットしなければならず、
細心の注意を払う必要がある石といえます。
また、より濃く深い色調を出すために、照射処理や加熱処理される場合も多く、
多くの場合で両方の処理が施されるが、それでも色が不安定で退色してしまう可能性がある宝石です。
日光による色褪せは特に早く、非常に要注意です。
主要産地は、アフガニスタン、パキスタン、ブラジル、スリランカ、マダガスカルなどがります。
上記のような、特徴をもつ宝石、クンツァイトですが、買取となるとほとんど値段がつかず、
数十ctの非常に大きな個体でも数万円から十数万円程度です。
当店ゴールドウィンでは、宝石の知識と、経験豊富なスタッフが常に在中しているため、
クンツァイトなどの宝石でも的確に買取金額を判断することが可能です。
宝石の買取ならゴールドウィンにお任せください。
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159
この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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