【鑑定士監修】大阪で宝石買取に強い店・弱い店の違いはこの一点だった
監修:ゴールドウィン梅田店店長中村古物商許可番号621010160159 あなたの大切な宝石、本当にその値段なの?? 「同じ宝石なのに、なぜお店によって買取価格がこんなに違うの?」 大阪で宝石の買取を検討された方なら、一 […]
2023年11月3日

オパール

オパールは、プレシャスオパールとコモンオパールに大別される。
前者には、虹色の美しい光彩が見る角度によって変化する「斑(ふ)」とよばれる遊色効果(プレイオブカラー)が認められるのが特徴といえる。
対して、後者のコモンオパールは斑がみられず石の地色のみである。
オパールの色は地色(背景色)と斑(遊色)で評価される。
地色の着色は主に不純物による。評価点は、斑は地色と比較して虹色がどれくらいみられるか、効果の強さ、支配的な色相(赤が高評価)、見え方のパターンなどである。
ひとつの石の斑が1色または2色を呈することもあれば、全スペクトル色が現れる場合もある。
全色が鮮明に現れていると高く評価される。
それに対して乳白色で淡い場合は価値が下がる。
石をあらゆる方向から眺め、遊色のパターンを確かめる。
斑がみられない部分の多さは評価に影響する。
また斑が小さく密集しているもの(ピンポイント)よりも、大きめの角張った斑の集まり(モザイクまたはハーレクイン)の方が評価は高くなる。
透明度やインクルージョンの多さも評価項目である。
一般的なインクルージョンは砂、母岩などの非オパール質の斑点などで、クラックも入りやすい。
オパールは含水鉱物で、前述のシリカ球の粒間に水が含まれている。
宝石質のオパールは重量の10%程度の水が含まれるが、これが脱水することでひび割れが生じることがある。
ゆえにオパールを湿った状態から急激に乾燥させることは禁物である。
また、カットや研磨の際に、温度変化や振動の影響を受けた場合にもひび割れが起こりやすい。
エチオピア産のオパールは、特に割れを生じやすい傾向がある。
オパールがジュエリー素材として登場するのは、中世以降である。
東欧のハンガリーのオパール鉱山では数百年にもわたって採掘がされた。
しかし、19世紀以降はオーストラリアが主な産地となっている。その他のオパール産地は、メキシコ、エチオピア、アメリカ、ブラジルなどにある。
オパールの模造品も何世紀にもわたって造られてきた。
オパライトガラスは18世紀から使用されていた。1
974年にアメリカのジョン・スローカムがケイ酸ガラスの模造品を開発したが、これには天然オパールの絹のように滑らかで平坦な色斑はなく、拡大してみると皺が
寄っているように見える。
1973年には、フランスのギルソン社のカラフルな模造オパールが登場した。
こちらは拡大して見るとモザイク状に見える。
2000年代に入り、日本の京セラ製のシリカ粒子に樹脂を加えたものも流通している。
また、安価なポリエチレンラテックス製のイミテーションビーズやカボションも販売される。
プレシャスオパール
プレシャスオパールは、遊色効果による鮮やかな「斑(ふ)」が現れたオパールを指す。
遊色の発生は、オパールの構造に由来する。
オパールは非晶質で結晶構造を持たないが、電子顕微鏡で組織を見ると直径200nm程のケイ酸の粒(シリカ粒子)またはその粒間の隙間が規則正しく並んでいることがある。
シリカ粒子が最密に並んだ層が、光の波長と同じオーダーの間隔で正しく積み重なった場合、通過する光が干渉(回折)を起こして遊色が現れる。
シリカ粒子が小さいと波長の短い青色を呈し、粒子の大きさがすべて同じで、それが均一に並んでいる場合、そのオパールの斑は1色しか見られない。
石の部分ごとに粒経が異なっており、ある部分では小さな粒子、別の部分では中程度の粒子、また別の部分では大きな粒子が整然と並んでいる場合などは、ハーレクインオパールのように部分ごとに斑色の異なる遊色が現れる。
粒子の大きさが不均一だと、全ての色を均等に発するが、乳白色を帯びて外観となる。
ゴールドウィンではオパールの買取を強化しています。
ぜひ使わなくなったオパールのついたジュエリー、リング・ネックレスなどがございましたら大阪にありますゴールドウィン梅田店、なんば店へとお越しくださいませ。

この記事の監修者
あなたが身に着けているアクセサリーや時計、もしかしたらとんでもない金額かも!? なんでもお持ちください。ゴールドウィンの鑑定士が豊富な知識でお査定します!
・関西テレビ「ジャルやるっ!」
・2時間特番「おごれる東京に宣戦布告!!VS東京2時間SP」
金・貴金属の高価買取のおすすめは大阪梅田・なんばのゴールドウィンで。
最新の価格相場で日本一の買取に挑戦!他社とも比較してください!
どこよりも高くをモットーに買取いたします。
監修:ゴールドウィン梅田店店長中村古物商許可番号621010160159 あなたの大切な宝石、本当にその値段なの?? 「同じ宝石なのに、なぜお店によって買取価格がこんなに違うの?」 大阪で宝石の買取を検討された方なら、一 […]
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 古物許可番号621010160159 ジュエリーに付属している小さなメレダイヤ。値段は付くのか? 「この小さなダイヤ、値段な […]
ゴールドウィン梅田店 店長 中村 古物商許可番号 621010160159 「このエメラルド、本当はもっと高かったのでは?」 売却のあとに、そう後悔されるお客様が実は少なくありま […]
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 個物許可番号621010160159 4Cだけでは「どうして値段が違うの?」という質問に答えられない ダイヤ […]
監修:ゴールドウィン梅田店 店長 中村 古物商許可番号621010160159 ダイヤモンドの買い替えや下取りを悩んでいる方へ ダイヤモンドを購入した当時は大切にしていても、ライフスタイルの変 […]
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 個物許可番号621010160159 ダイヤモンドの価値はカラット、カット、クラリティ、カラーの「4C」で決まる。 そう思われている方が圧倒的に多いのではないでしょうか。 しかし実 […]
ゴールドウィン 梅田店 店長 中村監修 個物許可番号621010160159 「鑑定書がないと、やっぱり値段が下がるのかな?」 大阪の梅田・なんばエリアでダイヤモンドを売りたい方から、よくいただくご相談です。たしかに鑑定 […]
監修:ゴールドウィン梅田店 店長 中村 古物商許可番号621010160159 同じダイヤでも、どうして金額がこんなに違うの? 「えっ、同じダイヤなのに、こっちは5万円も高いの?」 店頭でよく […]
監修 ゴールドウィン 梅田店 店長 中村 古物許可番号621010160159 宝石を毎日身につけたいあなたへ、知っておきたい「宝石の強さ」 宝石の耐久性は「硬度」と「靱性」で決まり、硬くても衝撃に弱い石も […]