【鑑定士監修】ルビーに内包物があれば天然?合成ルビーが見分けにくい理由をGIAの事例から解説
ルビーに内包物があるからといって、天然石とは限りません。 天然ルビーにはさまざまな内包物が見られ、天然・合成を見分ける重要な手掛かりになります。 しかし、合成ルビー […]
2023年11月4日

この記事の監修者
「これ売っていいの?」「いくらになるの?」
そんな不安を解消するために、貴金属、宝石の査定のプロがわかりやすく解説します。
2003年に質屋へ入社後、宝飾業界の現場で査定・接客経験を重ね、金・貴金属・宝石の価値判断に携わってきました。
現在は梅田・なんばエリアでゴールドウィンの店舗運営と査定統括を担当。
2023年には、箕面市へ寄贈された金29kg・プラチナ1kgの延べ板について、一般競争入札で最高価格を提示し、約3億円で落札・買取した実績があります。
日々の査定では、価格の根拠を分かりやすく伝える明朗な説明を大切にしています。
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天然真珠(海水産/淡水産)

真珠(パール)には人を魅了する独特の深みのある光沢と輝きがある。
真珠は、生物が関与して生み出される有機物質性(生物性)の宝石材のひとつで、軟体動物である貝(二枚貝や一部の巻貝)の中で生成される。
天然真珠は養殖真珠とは異なり、形態や大きさ、色など、それぞれの真珠に個性がみられる。
真珠は淡水棲と海水棲の貝から採取されるが、真珠を生み出す貝はごくわずかな種に限られる。
真珠は他の鉱物の宝石と違ってカットする必要がなく、穴を開けるだけで身につけることができるためか、
古くは紀元前3500年頃には装飾品に用いられていたとされ、現存する最古の真珠の首飾りには2000年前のものがある。
近代に至るまで各地の潟や海岸で天然真珠採取が行われたが、乱獲や環境破壊、
ペルシャ湾周辺では石油採掘に伴って産業が衰退し、残念ながら現在は天然真珠の産地はごく一部しか残っていない。
1920年頃に真珠養殖が本格的に発展したのを機に、養殖真珠のジュエリーをより多くの人が身につけられるようになったが、
それ以前のアンティークには天然真珠(または人工的な模造品)が使用されていた。
穴が開けられていない天然真珠を養殖真珠と見分けるには、X線を用いて内部構造を確かめねばならず、
大きくて高価な天然真珠は、専門機関に依頼して検査することが望ましい。
真珠のほとんどは二枚貝から得られる。
貝殻の内側の軟体部の周囲は外套膜という貝殻を生成する器官によって覆われているが、
砂粒や寄生虫などの異物が二枚貝の貝殻と外套膜の間に入り込むと、
外套膜の外皮の一部が異物を包んで貝の体内に取り込まれることで「真珠袋」が形成されることがある。
真珠袋の中では、異物を核としてその周囲を覆うように貝殻と同様の組織である真珠層が成長していき、やがて真珠となる。
こうしてできた真珠は球形をしているが、真珠袋が貝殻に付着した場合などは、やや平たく凹凸のあるバロックパールになる。
真珠の形や大きさ、発生率は二枚貝の種類によって異なる。
天然の黒蝶真珠は、クロチョウガイ(黒蝶貝)1万~1万5000個につき1個の割合で見つかるとされ、
ペルシャ湾では小さめの白い天然真珠がアコヤガイ(阿古屋貝)およそ40個につき1個の割合で見つかるとされる。
真珠は、無色透明の真珠層が重なるように成長した構造をしている。
真珠層の主な成分は炭酸カルシウムであり、アラゴナイトの極めて微細な結晶とコンキオリンとよばれる有機物が同心円状に層を形成している。
この2つの物質による層構造で光の干渉が起こることで絵、真珠特有の光沢と輝きを発する。
この独特の光沢と輝きは日本では「テリ」と表現され、西洋では「オリエント」とよばれる。
中国で人気の真珠、パールは最近ジュエリー市場でも高値で取引されており需要が高くなっています。
お使いになっていないパール、真珠がついたリングやネックレスなどがございましたら、
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