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大統領のダイヤモンド「プレジデント・ヴァルガス」の歴史
2017年2月25日
世界のダイヤモンドのなかには、「どうしてこの名前がつけられたのだろう」と思うような、目を引く名前のダイヤモンドが数多くあります。「プレジデント・ヴァルガス」も、そのひとつ。「プレジデント=大統領」の名前がつくダイヤモンドは、いったいどのような歴史を持つのでしょうか。そこで今回は、そんなプレジデント・ヴァルガスについてご紹介します。
大統領の名前がつけられたダイヤモンド
プレジデント・ヴァルガスの原石が発見されたのは、1938年のブラジル。当時、726カラットの大きなダイヤモンドの原石が見つかりました。この726カラットという大きさは、世界に存在してきたダイヤモンド原石のうち、10本の指に入るほどのものです。そんなヴァルガス・ダイヤモンドは、1945年に29個のダイヤモンドにカットされることになります。そのうち最も大きいカラットのダイヤモンドに「プレジデント・ヴァルガス」の名がつけられることになりました。その重さはなんと、48.26カラットです。
プレジデント・ヴァルガスという名前は、当時ブラジルの大統領だったジェトゥリオ・ドルネレス・ヴァルガスからとられたものだといわれています。彼はブラジル史上、初めて民主的選挙で選ばれた大統領です。彼が大統領に就いていた1930~1945年と1951~1954年は“ヴァルガス時代”と呼ばれており、その肖像がブラジルの紙幣に使われるほど高い人気を博していたそう。
ダイヤモンドに名前が使用されるほど統率力があり、支持されていたことが伺えますね。
現在はイギリス王室で眠っている
プレジデント・ヴァルガスには、エメラルドカットが施されています。そして現在は、イギリス王室に保管されているとのこと。イギリス王室には、ほかにも186カラットの「コ・イ・ヌール」や、530カラットの「アフリカの星」などが保管されています。プレジデント・ヴァルガスは、そんな偉大なダイヤモンドの数々とともに、同じ場所で大切に保管されているのです。
ブラジルだけでなく、世界各国の多くの人々から愛され続けているダイヤモンド。その人気は、今も衰えていません。日本でも「婚約指輪といえばダイヤモンド」といわれるほど、私たちの身近にある宝石です。
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この記事の監修者
鑑定士歴20年 中村 達也
ゴールドウィン 梅田店・難波店
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